【電気代】子供が産まれて光熱費はどう変化するか?
子供が産まれると光熱費は確実に増加します。
生活様式が変化するため、節約を心がけていても相対的に増加します。
しかし「どれくらい増加するの?」という具体的な数字は分からないと思います。
そこで我が家を例に取り、具体的な数字で光熱費がどれだけ上がるのかを見ていきたいと思います。
今回は電気代について見ていきます。
なお、光熱費については水道・ガス・電気それぞれまとめ記事にしましたので参考にしてください。
これから子供が産まれる家庭・すでに産まれている家庭、どちらも参考にしていただけたら嬉しいです。
- 他の家庭の光熱費を知ることで、自分の家計の問題点を探る
- 自分の家の光熱費が多いと感じたら、削減方法が無いか考える
- 増加する光熱費を知っておくことで、家計へのインパクトを抑える
- 増加することを前提に、お金の使い方を考える
我が家の住居環境
光熱費はマンションか戸建てによって結構変わります。
一般的に戸建ての方が光熱費は高くなる傾向にありますね。
そこでまずは前提状況として我が家の住居状況を箇条書きにします。
- 2015年築の新築マンション
- 3LDK(リビング東向き)
- エアコンは各部屋にあり(2014~2016年度製造)
- エアコンは夏のみ使用
- リビングは在宅時はつけっぱなし
- 寝室も朝までつけっぱなし
- 冷蔵庫の容量475L
- 2020年5月に冷凍庫も購入(容量142L)
- ブレーカー30A契約
- 電球はほぼLED化
- キッチンはガスコンロ
また、電気代請求時に以下の割引があります。
- マンション高圧一括受電の割引(毎月5%割引)
- 口座振替割引(毎月55円割引)
- 請求書ペーパレス割引(毎月55円割引)
以上の前提で電気代の推移を見ていきたいと思います。
「夫婦2人」と「夫婦+子1人」の比較
まずは「夫婦2人」と「夫婦+子1人(合計3人)」の電気代の比較です。
2016年9月に第1子が産まれました。
里帰り出産を経て、2016年10月下旬から3人の生活になりました。
冬の間は変動はありませんね。
暖房器具がガス式床暖房のため、エアコンも使用していないからだと思います。
そして夏から一気に増加しました。
電気代増加の要因はこれに尽きますね。
この時は子供が体調不良で保育園を休んだり入院したりしました。
その看護で私達の在宅時間も増えました。
夏の在宅時間増加=エアコン使用時間増加
また、この時から就寝中もエアコンはつけっぱなしにしました。
夫婦2人の時は我慢できましたが、子供はやはり暑さ寒さに敏感です。
家族の健康には快適な眠りが必要不可欠ですよね。
そのため今も夏の就寝中はエアコンをつけっぱなしです。
夏は就寝中も寝室のエアコンは朝までつけっぱなし
以上のことから、まとめると下記のようになります。
子供が1人増えると電気代は1,000〜2,000円増加する(年平均)
続いて、子供が2人になった場合の電気代の変動を見ていきましょう。
「夫婦+子1人」と「夫婦+子2人」の比較
続いて、子供が2人になった場合(家族4人)の電気代の比較です。
2018年7月に第2子が産まれました。
そして、2018年8月〜9月の電気代が爆上がりしています。
この時は私も育児休業を取っていました。
そして何より2018年は酷暑と言える夏でした。
朝6時台から気温は30度超え。
リビング東向きの我が家は朝から灼熱でした。
- 夫婦で育児休業のためずっと在宅
- 朝から夜までリビングのエアコンはフル稼働
- 寝る時も寝室のエアコンはつけっぱなし。
当然の事ながら電気代も爆上がりするわけです。
ただ、2019年からはストンと下がります。
- 子供達の保育園入園
- 妻の仕事復帰
- 在宅時間の減少
と言うことから、エアコンの使用時間が減ったためです。
季節的な要因が強い電気代ですが、家族が増えると相対的に上昇します。
我が家の場合は家事を少しでも楽にするために、色々な生活家電を買うようになりました。
それでも2人目の場合は、1人目より上昇幅は少ないです。
子供2人になると電気代は1,000〜1,500円増加する(年平均)
コロナ禍で電気代はどう変化した?
最後におまけとして、コロナ禍で電気代がどう変化したかを見ていきたいと思います。
コロナになり在宅時間が増えたので、電気代は明らかに上昇しましたね。
また、2020年5月には冷凍庫も購入しました。
料理に冷凍食品を多く使う我が家は、どうしても冷凍スペースが狭かったんですね。
コロナ禍で在宅時間も多いし・・・と言うことで思い切って買ってしまいました。
そして何よりも・・・
今まで光熱費は世間の家庭より安い方だと思っていたので、1万円を超えたのはなかなか衝撃的でしたね。
夏休みに帰省や旅行もできずステイホームしたのが大きな要因ですね。
また、2020年は妻は完全在宅勤務・私は隔日在宅勤務になりました。
仕事中に子供を別部屋でいさせる場合には、エアコン3台同時稼働も頻繁にありました。
これらのことからまとめると、
コロナ禍で電気代は1,000円前後増加(年平均)
という結果になりました。
電気代増加のまとめ
以上のことから電気代の増加の推移をまとめるとこんな感じになりました。
- 子供1人で1,000円〜2,000円増加
- 子供2人では1,000円~1,500増加
- コロナ禍のステイホームで1,000円増加
冒頭にも書きましたが、子供が産まれると確実に光熱費は増加します。
生活様式が変化しますし、節約には限界があります。
そのためムリに我慢して節約生活を行うのはオススメしません。
光熱費は増加するものと割り切って、「じゃあどれくらい増加するのか?」を理解した上で生活を考えていく
そのような考えが良いかと思います。
以上、「子供が産まれたら電気代はどれくらい増加するのか?」についてでした。
皆様のご家庭でも参考になれば幸いです。
なお、光熱費については水道・ガス・電気それぞれまとめ記事にしましたので参考にしてください。
おまけ〜電力会社の見直しは?〜
我が家はマンション高圧一括受電で5%の割引があります。
そのため電力会社自体の変更は個人ではできません。
しかしそのような割引がないご家庭は、電力会社の見直しを検討しても良いかと思います。
日々の節約よりも、一気に電気代の削減が可能となります。
私も試しに仮で試算だけしましたが、長期的に見れば大きな削減が出そうです。
興味がある方はまずは下記のリンクより比較してみるのをオススメします。
電気料金を比較し、最適な電力会社を選ぼう!エネチェンジ
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